グリチルリチン酸2kを詳しく解説!副作用やステロイド様作用とは?

美白アイテムによく含まれている成分調査!
今回はトラネキサム酸に続いて、グリチルリチン酸2kの効果や副作用について調べてみました!
トラネキサム酸については
コチラ→「塗る」トラネキサム酸が効果抜群!副作用もなくておすすめ!

聞きなれない名前ですが、安心して使えるようにしっかり調査しました(^^)/

アトピーなどの治療薬として有名な「ステロイド」と同じような効果があるなんて話もあったり。
更に調べていくと、世界一不味い!と言われるお菓子の成分ということが判明したり(笑)

果たしてその正体とは・・・!?

グリチルリチン酸2kってなんでしょう

まず、グリチルリチン酸2kって何者なの!?
2kとかいうところがよく分からなくて怪しい感じがしますが、実は…

成分は天然由来です!

甘草(カンゾウと読みます)という植物の根っこや茎から抽出した成分グリチルリチン酸です。
漢方にもよく使われているので、詳しい方は名前を聞いたことがあるかも知れませんね。

成分表示には、グリチルリチンと書いてあることもあります。
他には甘草、カンゾウエキスと書いてあれば、グリチルリチン酸が入っています。
英語で「licorice」と言うので、リコリスと表示してあることもあります。

グリチルリチン酸はそのままだと水に溶けづらいので、塩分(カリウム塩)を混ぜて水に溶けやすくしたものがグリチルリチン酸2kで、「グリチルリチン酸ジカリウム」と読むそうです。

甘草ってなに?


甘草
とはマメ科の植物で、乾燥した根や茎を漢方として使います。
ハーブとしても使われて、リコリスティーというお茶もあります。

医薬品にも使われますが、甘草という漢字の通り、砂糖の30~50倍の独特な甘みがあります。歴史は長く古代ローマの時代から使われてきた植物で、現在では世界中で薬や嗜好品、植物由来の甘味料として、醤油やみそにも使われることがあるそうです。
意外と身近な成分なんですね!

参考:wikipedhia「グリチルリチン」

グリチルリチン酸2kの効能をご紹介!

グリチルリチン酸2kは、主に
・抗炎症効果
・抗アレルギー効果
・解毒効果
の3つの効能があります。

抗炎症効果・抗アレルギー効果

炎症とは、ケガをしたり、足を捻ったりしたときに、患部が真っ赤になって腫れて痛い!この状況が炎症です。
他にも、風邪をひいて喉が痛い!喉が赤く腫れてる!!これも炎症

ケガやバイ菌の侵入によって起こっている身体の異常を治す為に起こる症状です。

生きていくために大切な反応ですが、体質や症状によって炎症が過剰に続きすぎることがあります。

アレルギーは、身体にとって悪い物質ではないものに、「悪い物質だ!」と勘違いして体内から排出しようとする働きです。(炎症、かゆみ、くしゃみ、鼻水など)

これらの症状を抑える目的で、

・美白用化粧水、クリームなど(→効果の理由は次項で!)
・口内炎やのどの炎症を抑える風邪薬
・炎症からフケやかゆみが出るのを抑えるシャンプー、育毛剤
・敏感肌用の化粧品、石鹸
・ニキビの症状を緩和する化粧品

などにも配合されています!
特に赤いニキビは炎症によるものなので、ケア化粧品のほとんどにグリチルリチン酸ジカリウムが含まれているようです。

解毒作用

身体にとって毒になるものを分解する肝臓の機能を高める効果があります!

・慢性肝炎
・ウイルス性肝炎
・肝機能障害

の予防や治療薬にも配合されています。

その他、胃潰瘍にも!

胃潰瘍や胃炎、十二指腸炎にも効果があるそうでうす。
そういえば私も急性胃炎になったのですが、処方された薬の成分に「カンゾウ」がありました。
かなりの万能薬ですね!

参考:わかさ生活 「リコリス」

グリチルリチン酸2kで美白できる理由とは?

代謝の低下で肌が黒ずむ!?
グリチルリチン酸2k(グリチルリチン酸ジカリウム)が美白化粧品に配合されているのは、「抗炎症作用・抗アレルギー作用」があるからです。

肌の黒ずみ(色素沈着)の主な原因は、日焼け、衣服の擦れなどによる炎症の刺激によって、皮膚の奥にあるメラノサイトという細胞からメラニン色素が異常発生するということがあります。
詳しくはこの記事をご参照ください→身体やデリケートゾーン、乳首などの黒ずみの意外な原因と改善法とは?

グリチルリチン酸2k自体には美白効果はありませんが、「炎症を抑える、アレルギー反応を抑える」という効能によって、色素沈着の原因を防ぐことができるんです!

ちなみにこのサイトで紹介している黒ずみクリームには、主成分としてトラネキサム酸と共にグリチルリチン酸2kが配合されています。
おすすめ黒ずみクリーム3選

トラネキサム酸は抗ヒスタミン剤として、刺激を受けると炎症を起こすヒスタミンという物質を抑える抗炎症効果があるので、ダブルの抗炎症効果で色素沈着を抑えることが期待できる!というワケです。

ステロイドと同じような効果があるらしい?


グリチルリチン酸2kは、「ステロイド」と同じような効果があるそうなんです。ステロイドは多くの病気、特にアトピーや皮膚炎などの皮膚の治療薬として使われています。
摂取方法は塗り薬だけでなく、飲み薬や注射、目薬など様々です。

ステロイドってそもそも何?

薬で使われているステロイドとは、成分表示には「副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモン」と書かれています。人の身体の中では、腎臓の上にある「副腎」という臓器で作られているホルモンで、薬で使われる「副腎皮質ホルモン」は、天然成分から人工的に作られた成分なんだそうです。

この成分は抗炎症、抗アレルギー効果があって、即効性に優れています。

病気になると、治す為に体内に炎症が起こります。治すためとはいっても、炎症が起こりすぎて自分の細胞を傷つける、身体のその部分の働きが弱くなることで他の病気が起こる、ということがあるそうです。

アレルギーも、身体の免疫機能(悪い物質を排出する働き)が過剰に働いてしまい、身体に悪くない物質(花粉、金属、衣服、食べ物など)にも反応してしまって、炎症、かゆみなどが起こります。

この状態を抑えるためにステロイドを使用します。

ステロイド様作用とは

グリチルリチン酸2kは、ステロイドと同様な抗炎症、抗アレルギー効果があります(ステロイド様作用といいます)ただし、即効性ではなく、ゆるやかに効果がでるそうです。

ステロイドは配合量が多いと効果が強く、その分副作用も現れやすいので、実際私も皮膚炎の薬を処方されたときに、お医者さんに「ちょっと強めのを出しておくから、治ったらすぐ使用をやめてくださいね」と言われたこともあります。

そのステロイドと同じ効果、ということは、、副作用が気になる!という方も居るかもしれません。

ステロイドの様な副作用がある!?

ステロイドはお医者さんの指示通りに正しく使えば安全な薬ですが、大量に、長期的に使うと副作用が生じます。

外服(塗り薬など)では、
・皮膚が薄くなる
・免疫力が抑えられて感染症にかかりやすくなる
・皮膚が赤くなる
など

内服(飲み薬、注射など)では、
・偽アルドステロン症(→詳しくは次項で!)
・高血圧
・感染症にかかりやすくなる
・副腎不全
など

特に急性副腎不全と言う症状が有名です。
体内で自然に分泌されるはずのホルモンが、「足りてるから大丈夫!」と勘違いして作られなくなった状態でステロイドの摂取をやめると
だるさ、疲労感をはじめ、血圧の低下、脱水、呼吸困難なども起こることもあるとか。

そう言われると「怖い!」と思うことも仕方ないですよね。

参考:ステロイド系抗炎症薬の副作用

グリチルリチン酸や漢方の甘草も、内服(口から取り入れる)で長期的に大量摂取すると、似たような副作用があるそうですが、
塗り薬・クリームなどの外用摂取であれば副作用は見られないという研究があるそうです。
参考:cher-couleurメルマガバックナンバー

薬事法でも、化粧品100gあたり0.5%未満と決められた含有量があるので、特に心配はありません。

グリチルリチン酸を調べていくと、ネット上には「グリチルリチン酸は使ってはいけない!」「肌がぼこぼこになりますよ!」などというようなサイトがありましたが、実はきちんと使えば安全な成分なんですね。

グリチルリチン酸2kの副作用をチェック!


上記したように、グリチルリチン酸2kは、皮膚に塗る分には副作用は見られないそうです。
ただし、経口摂取する場合には副作用に気を付けましょう。

グリチルリチン酸を長期的に大量摂取したときの副作用として有名なのが、
「偽性アルドステロン症」です。
発症は極めて稀であるそうですが、覚えておくことに限りはありません。

偽性アルドステロン症って?

これは副腎から分泌される「アルドステロン」というホルモンが、過剰に分泌されているときと同じような症状がでてしまうことです。

症状は、高ナトリウム血症、低カリウム血症による
・疲労感
・手足のだるさ、しびれ、脱力感、
・筋肉痛
・高血圧
・イライラ
など。

これらの症状がでてきたら、すぐにお医者さんに行きましょう。

参考:偽性アルドステロン症(wikipedhia)

発症条件と1日の摂取上限に気を付けて!

発症するまでの期間と量には
・連続使用10日~数年
とかなりのバラツキがあります。

ただし発症しやすい人には特徴があって、
・男性より女性
・大柄より小柄の人
・低年齢より高年齢
の方が多いそうです。

日本では、副作用の発生を防ぐために、1日の摂取上限が

グリチルリチン酸は200mg
甘草は5g

と決めてあります。
それ以上の摂取をするなら、連日使用するのは注意しましょう!
※1日300mg以上摂取すると発症の危険性が高まります。

まとめ:安心安全のグリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸2kを調べた結果、きちんと使えば身体に優しく効いてくれる成分だということが分かりました。

私は黒ずみを改善するクリームとして使っていたので、副作用の心配もないということも分かってうれしい限りです!

ご参照記事黒ずみクリーム3選、徹底比較ランキング!おすすめはコレ!

オマケ:世界一不味いお菓子

お菓子といえば美味しいもの!しかし皆さんはこのお菓子をご存じでしょうか?

ヨーロッパで親しまれている「リコリス菓子」。有名なのはおなじみハリボーの「シュネッケン」飴の「サルミアッキ」です(´∀`;)

ネット上でも話題になっていたらしいのでご存知の方も多いかもしれません。ユーチューバーの人たちも食べてる動画上げてるみたい。笑
私は確か何年も前にヴィレッジヴァンンガードで見た気がする。

これの主成分は「リコリス」、スペインカンゾウなんです。
つまりグリチルリチン酸を摂取できるお菓子です!

現地の人たちは、嗜好品や、のどの炎症や痰を抑えるお菓子などとして持ち歩いているんだとか!

気になるそのお味は…
よく言われるのは「タイヤ味」
他には「ゴムみたいな味。甘じょっぱくて苦い。」

どういうこと!?笑

実は私も10年くらい前にこの飴をなめたことがあるのですが、口内で溶けた瞬間
「無理。」
ってすぐ吐き出した記憶しかないので相当不味いんでしょう。笑

気になる方はお試しあれ♪
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※このサイトにおける「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことです
※紹介しているアイテムの効果は、個人的な感想です

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